1月25日 中国の新型コロナウイルスによる死者が56人、感染者が1975人に増加に増加したと伝えられ、日本でも新たな感染者が確認されました。
インフルエンザ同様、特効薬なしとされている新型コロナウィルスの驚異に、世界が対策を急いでいます。
目次
予防対策にはダテメガネも必要?
中国の武漢から発症したと見られている新型コロナウィルスに、現在特効薬はありません。
インフルエンザ流行時のような対策が必要です。
飛沫感染で、鼻や口はマスクで覆いますが、目の粘膜からも0とは言えないようです。
完全にシャットアウトするには、マスクに消毒、手洗いうがいに、ダテメガネも必要かもしれません。
コロナウィルスは王冠を意味するcoronaが名前の発祥
コロナウィルスは、 形態が王冠“crown”に似ていることからギリシャ語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられました。
電子顕微鏡で観察されるコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起が見られるようです。
コロナウィルスは、風邪のコロナウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)、動物コロナウイルス 4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類が知られています。
新型コロナウィルスの特徴と対策
今回の中国中部・湖北省武漢で発生した新型コロナウイルスの特徴は、 これまでの死者の大半は高齢者で、糖尿病や肝硬変など基礎疾患を抱えて健康状態は良くなかったと発表されています。
現時点では、肺炎の初期症状はせきや発熱などで、風邪と変わらないので、新型コロナウイルスも特徴的な症状が見当たらず、初期の段階でレントゲン写真を撮って肺炎と診断するのは難しいようです。
中国では、海外への団体旅行を禁止を発表、 武漢市政府は23日から「特殊な事情がない限り市民は武漢を離れてはならない。市内の地下鉄・バスは運行停止にし、空港、鉄道駅の武漢からの出発通路も閉鎖」と発表しました。
武漢市は、食糧難など一般生活にもさらに深刻な問題が持ち上がりそうです。
春節(旧正月)の大型連休が始まり 、日本にも多くの中国人観光客が入国する中、水際でウィルスを食い止めるのは容易ではありません。
軽微な症状では、空港の検疫ブースのサーモグラフィー検査(体温チェック)でとらえられない可能性があることも懸念されています。
人混みの移動など、自身や家族が苦しむことがないように、できる限りの予防をしましょう。
東京オリンピックには治まっているのか?
2020年夏、東京オリンピック・パラリンピックの開催で「マスギャザリング」によって、新型コロナウイルス以外にも海外からさまざまな感染症が日本に流入し、拡散する可能性が懸念されています。
マスギャザリングとは 「一定期間、限定された地域において同一の目的で多人数が集まること」 を指す。
現在中国で流行している新型コロナウイルスも、 今夏まで長引けば、東京五輪にともなうマスギャザリングで感染がさらに拡大する危険性がある。
過去には、2016年リオデジャネイロ夏季オリンピックでの「ジカ熱」。2014年ソチ冬季オリンピックでの「麻疹」など、マスギャザリングによって感染症が広がった例が報告されている。
BUSINESSINSIDER
新型コロナウイルスにはワクチンはなく、夏までに用意されるなんてこともありません。
新型コロナウイルスに、国民の目が向いている今だからこそ、ワクチンで対応できる感染症については、各々対策をするべきですね。
真実の現状を知りたい!
目に見えないウイルスの感染状況を、ありのまま真実を発表してほしいと、誰もが思っています。
観光客が減ることも大きな問題です。
コロナウイルスの驚異は、いつまで続くのでしょう?
日常生活に支障をきたす事無く、新型コロナウイルスが 一日も早く終息宣言に向かうといいですね。
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