中国武漢市から発生した新型コロナウイルスCOVID-19が各地で流行しています。
東京マラソンは、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により、一般参加が中止となってしまいました。
一般参加者は、どんなに楽しみにしていたでしょう。
目次
東京マラソン・2020年3月1日(日)
東京マラソンコース
東京都庁~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~高輪~日比谷~
東京駅前・行幸通り
(日本陸上競技連盟・ワールドアスレティックス ※/AIMS公認コース)
参加費 ※事務手数料・消費税込み。
1) マラソン: 国内 16,200円、海外 18,200円
2) 10km: 国内 5,600円、海外 6,700円
参加できる人?
東京マラソンは、 約3万8000人が参加する予定でしたが、招待選手など約200人の「エリートランナー」のみで開催すると発表しました。
新型コロナウイルスが中国で発表されてから、 中国在住のランナーに参加自粛を呼びかけてきましたが、日本での感染拡大で、今回の一般参加中止が決められたようです。
「何年も抽選に申し込んで、やっとエントリーできたのに」と、肩を落とす人が、インタビューに答えていました。
エントリーした一般ランナーは来年、出走することができるようですが、何ヶ月もかけて準備してきたランナーの皆さんは、気の毒としか言いようがありません。
参加費用は返金されない!参加規約に明記済み
東京マラソンの一般参加が中止でも、事前に払った参加費用の国内選手16,200円、海外選手 18,200円、 10kmコースの国内選手5,600円、海外選手6,700円は、返金されません。
しかも、 来年出走するには、再び参加費が必要となることが発表されました。
多くのマラソン大会では参加規約の中に、大会中止の場合にも参加料を返金しない旨を明記してあります。
大会規約では地震の発生や、大雨などによるコースの通行不能といった場合、参加料の返金を認めていますが、今回はこうした事例に該当しないとして、返金がされません。
1年をかけて、マラソンの準備をし、すでに発注済みのものが多くあるようです。
ランナー1人あたり約5万4800円の費用がかかるのです。
文書に掲載されている1人当たりの費用換算
競技・運営費 1万6970円(ナンバーカード、計測チップ作成、医薬品購入、給食物購入、道路占用・使用許可申請手続き、更衣施設借用など)
設営関係費 1万3820円(運営、更衣テント、交通規制資機材など)
警備・安全対策費 1万3360円(沿道警備員確保、監視カメラ設置、警備資機材レンタルなど)
広報費 6860円(交通規制広報・チラシ、大会開催告知、大会プログラムなど)
エントリー関連経費 3790円(エントリーシステム運用、参加案内など)
デイリー
「ランナーの皆さんに同意いただいており、東京マラソンにおいても、原則として参加料は返金しないこととしております」 と関係者は答えています。
東京都民は、自宅から参加の方も多いでしょう。
しかし、都外や海外の参加者で、宿を取らなければ、当日間に合わない方は、当選通知を手にした時点で、宿や航空券の予約をしているかもしれません。
今回の一般参加中止は、東京都としても大きな痛手ですが、個人レベルでも出費は相当なものになったでしょう。
なぜ、中国が武漢市にコロナウイルスが蔓延し始めた時点で、国内外に注意喚起をしないのか?
中国の隠蔽体質が東京マラソンだけでなく、東京五輪にも影響を及ぼしそうな勢いです。
東京マラソン出場の選手の気持ちは?
東京マラソンに、エリートランナーとして出場する井上大仁選手は、「今回楽しみにしていた方がいる中で、出させてもらうことをしっかり受け止めて走りたい」と、話しました。
東京五輪選考レースで、最後の切符をかけての出場に、「体調管理をしっかりして、期待に答えたい」ともコメントしました。
今回のレースでは、大迫傑選手の2時間5分50秒を上回るタイムでのゴールが絶対条件です。
井上選手の自己ベストは、2時間6分54秒です
東京マラソンの観戦自粛も、呼びかけられる中、選手は体調管理と共に、モチベーションを維持する戦いになりそうです。
来年に向けて!
マラソンランナーの方は、今までも中止を体験し、練習は無駄にならないと、捉えられています。
立派です!
新型コロナウイルスCOBIT-19が終息し、当たり前の日常生活がおくれる日が、一日も早く来てくれることを願うばかりです。
最後までご購読ありがとうございました。