12月2日、今年の流行語大賞が発表され、大賞は「ONETEAM」でした。
ラグビーワールドカップ開催前は、盛り上がりに欠けるなんて声も聞こえましたが、徐々に「にわかファン」と呼ばれる人々が急増!
そして、連日ビールが店からなくなる!とか、多くの外国人観戦者、ラグビーのNEWSがテレビの話題を独占しました!
ONETEAMの日本の活躍も、みんなの熱狂熱を上昇させました。
感動をありがとう!
「ONETEAM」はいつから言われだしたのでしょう?
目次
2019年流行語大賞の特徴
『2019 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)トップ10
大賞 ONETEAM
選考委員特別賞 元大リーガーのイチローさんの引退会見での言葉「後悔などあろうはずがありません」
- 計画運休 台風接近前に鉄道会社が運行の中止を決めて公表
- 軽減税率 飲食料品を持ち帰る場合に税率が8%に据え置かれること
- スマイリングシンデレラ/しぶこ 42年ぶりのゴルフ海外メジャー制覇を果たした渋野日向子選手の愛称
- タピる タピオカ入りのドリンクを飲むことを意味
- #KuToo 靴と苦痛をもじり服装規定に疑問を投げかけ男女平等の社会を目指す動き
- ◯◯ペイ キャッシュレス決済「○○ペイ」の普及
- 免許返納 池袋で4月に起きた暴走事故など高齢者の自動車運転免許の自主返納
- 闇営業 会社を通さずに反社会的勢力の集まりに参加して金銭を受け取っていた
- 令和 新元号 5月1日の改元
芸能界からは、「あな番(あなたの番です)」、「翔んで埼玉」など映像作品の奮闘はみられたが、お笑い界からは“17年ぶり”にノミネートがゼロという異例の結果に。有力視されていたチョコレートプラネットの「TT兄弟」や、りんごちゃんの「スターティン」が選外となり、「闇営業」がノミネートされたことは、ある意味で今年を象徴する結果となった。
選考委員の総評は?
姜尚中氏(東京大学名誉教授)「弾けるようなワードが少なかったのは、『闇営業』に象徴されるように芸能界のパワーがなかった」
室井滋氏(女優・エッセイスト)「今年の『流行語大賞』は、ちょっとぬかるんじゃったかな。ラグビーには救われましたけど…」
報道各社の取材も例年と違い、 式直後に登壇した芸能人、アスリートらが取材に応じ、改めて喜びを語る場がセッティングされませんでした。
これは今までの流行語大賞と比べて、 舞台裏では異例の事態 だったようです。
大賞受賞を知ったフッカーの堀江翔太選手は「えー、すごい」と驚いた後、「ラグビー界では、けっこう使ってきた言葉。日本代表のものになっているが、ラグビーに焦点が当たり、大賞となるのはうれしい。言葉を使えばワンチームになれるというわけではない。どういうふうにワンチームにするかが大事で、中身をしっかり考えて使ってほしい」と話しました。
ONETEAMはいつから言われだしたのでしょう?
ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表を率いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが掲げた「ONE TEAM(ワンチーム)」
W杯日本代表のスローガン です。
7カ国15人の海外出身選手を含む31人の選手は 違う国から来て、「日の丸」を背負って日本チームの一員となり闘い、 瞬時に相互の意思疎通 ができる、 ONE TEAM のプレー 「桜の戦士ワンチーム」として心をひとつに快進撃を続けました。
ワンチームという言葉が世界に広まったのは、1995年の南アフリカ大会です。
アパルトヘイト(人種隔離)撤廃後の自国開催で、南アフリカが初出場、初優勝を飾ると、「ワンチーム、ワンカントリー」のチームスローガンが国内外で脚光を浴びました。
南アフリカはW杯を制覇して、 白人と黒人の人種融和し国が変わり、政治が変わりました。 2007年大会も制覇しています。
今大会も南アフリカの優勝で幕を閉じました。ラグビーを通じて人々が結びつき、特別な価値観が生まれる素晴らしい機会になりました。
1995年の南アフリカ大会 で ワンチーム、ワンカントリー を掲げた南アフリカチームの活躍は、今なお続きます。
南アフリカの黒人初の主将コリシは優勝会見で、 「僕たちの国にはいろいろな問題がある。いろいろな背景を持つ、いろいろな民族の選手が集まり、一つの目標に向かって一丸となり、国のために戦った。一つになれば何かを成し遂げられることを見せたかった」と、話しました。
流行語大賞は支持されている?
今年の流行語大賞は爆発的に人気の言葉がなかったと感じます。
「新天皇陛下」「皇后雅子様」のような 明るい話題や、 子供に人気の芸人さんの活躍が来年の流行語に繋がるといいですね。
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