ワイドショー

ジャパンライフは消費者庁官僚の天下り先?なぜ安倍首相に責任があるというのか?

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連日 「桜の見る会」 の話題にワイドショーが独占されている印象を受けませんか?

長期政権の批判をする前に、野党の皆さんもやるべきことがあるでしょう?

桜の見る会の招待状が、 ジャパンライフの高齢者被害者約7000人、被害総額2000億円超を担っているような叩かれ方です。

連日のアラ探し報道にうんざりしています。

目次

ジャパンライフは 消費者庁官僚の天下り先だった?

2018年2月12日の記事です。

消費者庁官僚の天下りが、2018年に取り沙汰されているのに、なぜその矛先が今更、安倍総理大臣に向かっていくのでしょう?

磁気治療器の預託商法を展開し、2千億円超の負債を抱えて事実上倒産したジャパンライフ(東京)が顧問として永谷安賢元内閣府官房長や中嶋誠元特許庁長官らを招請し、報酬を支払っていたことが11日、分かった。元社員は「高額出資をためらう高齢者が顧問のリストを見て信用したケースがあった」と証言した。昨年の会社案内によると顧問はほかに(1)佐藤征夫元科学技術庁科学技術政策研究所長・元日本オリンピック委員会(JOC)理事(2)松尾篤元経済企画庁長官秘書官(3)橘優元朝日新聞政治部長(4)医師(5)薬剤師-。

産経新聞

さらにマスコミとの関係も、大きく取り沙汰されました。

ジャパンライフの山口隆祥会長がマスコミ関係者と懇意にしているのは有名な話です。

大手新聞社の関係先幹部は、かつてジャパンライフの顧問を務めていました。

消費者庁から4回も業務停止命令を受けたのに、ほとんどニュースになっていなかったことも、関係があるのでしょうか?

ジャパンライフは、大手新聞社や週刊誌へ09年以降の広告掲載実績がホームページに紹介され 、16年末に消費者庁から行政指導を受けた後も、広告を出稿し続けていました。

しかし、16年末で339億円もの債務超過に陥っていたのです。

当時岡村和美長官は、「しっかり報道してほしい」と話したといいます。それでも、大手メディアはほとんど報じませんでした 。

大手メディアとジャパンライフの癒着と、官僚の天下りが、さらなる被害者を生み出したのです。

ヒアリング は、誰のため?

2019年12月3日に国会内で開かれた野党合同ヒアリングでは、被害者の男性2人が姿を見せ、「招待状によって被害が拡大したことは間違いない」などとして救済措置を訴えました。

被害者の皆さんは、行き場のない怒りを藁をも掴むおもいで、ヒヤリングに臨んだのでしょう。

60代男性は、ヒアリング冒頭で 「招待状によって被害が拡大したことは間違いない。セミナーに行ってもスクリーン(に招待状の映像)が流れて、安倍政権と山口隆祥の癒着、つながりが完璧であると、おじいちゃんおばあちゃん、誰もがそう思いますよね。私自身もそう思った」

安倍政権と山口隆祥さんとの繋がりがあったとしても、 被害者は安倍総理に営業されて、ジャパンライフと契約したわけではありません。

ヒヤリングは、被害者の方々の現状を世間に知らしめただけです。

野党の皆様、世間の声に耳を傾けて!

国会という場を使って、野党の議員の皆さんは、最終的にどこを着地点としているのでしょうか?

野党の追求のおかげで、国民のための国会が、機能していないことに、気づきませんか?

野党の皆さんは、安倍政権よりも国を良くする政策や、行動を示していますか?

国民だって馬鹿ではないのです。

人のあら捜しをする前に、国民の代表として働いて下さい。

最後までご購読ありがとうございました。